営業自粛中 大阪市東成区 深江橋 おもちゃバー

085: 話の続きを待つ

の子は感情を込めずに言った。

「大切なものは泡だよ」

それだけ言うと彼はきみに透明のビー玉を手渡した。
受け取ると彼はすぐに振り向き、何も言わずそのまま駆けて行った。

ビー玉の中には丸い泡がひとつ封じ込められていた。

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