012: ビー玉
ビ ー玉の中に閉じ込められた気泡がゆらりと動いた。
気付くときみは駅のホームに立っていた。大きな音を立ててオレンジ色の電車が目の前を走り抜ける。
特急列車はこの駅には止まらないらしい。
構内のアナウンスが次の電車の行き先を告げる。聞き覚えのある地名が告げられ、きみは少し安心する。
電車に乗って家に帰ろう。
ビ ー玉の中に閉じ込められた気泡がゆらりと動いた。
気付くときみは駅のホームに立っていた。大きな音を立ててオレンジ色の電車が目の前を走り抜ける。
特急列車はこの駅には止まらないらしい。
構内のアナウンスが次の電車の行き先を告げる。聞き覚えのある地名が告げられ、きみは少し安心する。
電車に乗って家に帰ろう。