013: 無限に続く宇宙の旅(END5)
ど
こにも立ち寄ることもなく、宇宙船は飛び続けた。
窓を流れる宇宙の景色ももう見飽きた。遥か遠くを一瞬で流れる彗星は地球の近くを通るのだろうか。
わかったことはただひとつ。宇宙には何も無い。
きみはいつか目を覚ますことができるかもしれない。
この退屈な宇宙の暮らしの中で、きみの眠りを覚ましてくれる刺激が何か見つかればいいのだが。
(おわり)
ど
こにも立ち寄ることもなく、宇宙船は飛び続けた。
窓を流れる宇宙の景色ももう見飽きた。遥か遠くを一瞬で流れる彗星は地球の近くを通るのだろうか。
わかったことはただひとつ。宇宙には何も無い。
きみはいつか目を覚ますことができるかもしれない。
この退屈な宇宙の暮らしの中で、きみの眠りを覚ましてくれる刺激が何か見つかればいいのだが。
(おわり)